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麻生人


麻生には本気で頑張れる音楽スクールがあるのはご存じでしたか? 気軽に歌が上手になりたい方からプロを目指してレッスンしたい方まで、その方に合わせた指導をマンツーマンで行うんです!

麻生歴8年 谷藤 勝彦さん

ソフトな笑顔と鋭い眼光で生徒さんにしっかり寄り添いながらも、個人の良さを引き出していくレッスンプロ。これまで培ってきた経験豊富な知識でグイグイ引っ張っていってくれる、頼れる兄貴的存在。

始まりはいつもひょんな事から

2000年からスクールを始められたのですよね。

今年で足かけ16年になりますね。
いろんな人から歌を教えてほしいというリクエストに応えるカタチで始めました。
友人がライブハウスの上にある一室で、築40年木造2階の暖房冷房窓なしの倉庫みたいな所を貸してくれたので、そこで教えだしたのがスクールのスタート。
そこはアンプとスピーカー、キーボードを置いただけで、今ウチの講師である高橋むつみはそこに通っていた生徒だったんです。
その次は、JRタワー9階のコミュニティラジオのスタジオの隣に移りました。
同時期に平行して大手の音楽スクールでも講師をやっていた事もありました。


大手で教えていた時もあったんですね!

実を言うと、その木造の時の生徒が、「大手の音楽スクールから歌の先生をやらないかと誘われていて、様子が分からないので一緒に付いてきてくれませんか?」とお願いされたんです。
まあ、仕方がないので付いて行ったら、スーパーバイザーの方が「これで先生が揃った。お噂は聞いています。宜しくお願いします!」と僕の方を見て言うんですよ(笑)。
生徒に騙されたんですよ(笑)!

その当時、僕は損害保険の代理店もしていて、空いた時間に音楽をやっていたので、その空いた時間でも良ければということで承諾したんです。

元々はサラリーマンだったんです

ほお~講師が本業ではなかったんですか。

2009年くらいまで保険の仕事は続けていました。
法人向けにリスクマネージメントサービスを提供していたんです。


講師に専念したきっかけを教えてください。

大手の音楽スクールでは、一度に大勢を教えていましたから最終的には280人くらいまでに生徒が増えました。
でもいろんな目標の人がいて才能も違うので、大勢を一度に教えて時間の効率を上げるというやり方に疑問を覚えたんです。
生徒は授業が終わると、習った気になって帰っていくんですけど、本当は何も状況が変わっていない。
10代の子たちばかりだったし、何もしてあげられないのに「ありがとう」と言われる事に心が痛みました。
でもスクールの方針なのでとやかく言えなかったです。

2年くらい経った時にスクールの閉校が決まって、残された生徒たちに聞いたら引き続き僕に教えてもらいたいと言うんですよ。
別の場所といったら、あの劣悪な環境の木造倉庫しかないし、どうしよう。

そんな時に大学生の生徒が「先生これからどうするの?」と聞くので、適当に「ラジオのDJ」と言ったんです(笑)。
そしたらその日に生徒が「ラジオ局の社長が会いたいって言ってる」(笑)!
彼がラジオ局でバイトした事があって、その社長に僕の事を話したそうです。
その彼に連れて行かれたのは、当時出来たばかりのピカピカのJRタワーでした。


なぜ急に「ラジオDJ」と(笑)。でも展開がすごい(笑)。

社長さんと話しをしたら、やったこともないのにラジオで音楽番組をやることになり、仕事の状況を話すと「隣のブースが空いているから使いなさい」と(笑)。
ラジオの話をしにいったらスタジオを貸してくれることになって、、、(笑)。
大手のスクールが閉まった次の日にJRタワーにいる自分が面白いなあと思いました。
その時に「VOICE WORKS SAPPORO」という名前を付けたんです。

転がるように導かれる人生~麻生への引っ越し

すごいなあ、上手い具合に転がるもんですね。。。

それから2年経った2007年ごろ、バンドメンバーが「友人がピアノ教室をやろうと見に行って、結局借りなかった物件があるんだけど行ってみる?」と誘われたんです。
それがこの麻生のマンションの一階。
オーナーさんが個人で歌を教えている人に貸したいと。
家賃も安かったし、この場末のスナックみたいなソファ(笑)とグランドピアノ完備で防音、地下鉄からもJR新琴似駅から近かったという事と、静かな住宅地というのも良かったですね。
即決しました。

根っから音楽家という意識はなく、自分はレッスンプロ

育成する側に立ってみて重要だと思う事は?

自分のバンドをやる時はクリエイターという自覚はあるんですけど、仕事としてはレッスンプロだと思っています。
商売をしていく上では生徒はお客さま。
いかにお客さまの満足度向上をしていくかが大切で、音楽家のポリシーだけを前面に押し出して、対応させて頂く事はしなくて結構だと思います。
良い意味で冷静でドライに物事を考えないと授業として成り立たないし、大事なのはお客さまの持っている潜在ニーズにいち早く気付き、提案を出して、選んでもらって楽しんで頂くという事ですね。
相手から引き出していくのが僕の仕事で、それがお客さまの満足度向上につながるんですよ。
だから時間はかかりますがマンツーマンでやらせてもらっています。
でも東京とかのレッスン料金の平均からすると3分の1以下でやっています。


上手くなりたい場合はどれくらいの頻度で通うのが良いですか?

それはどこに目標を掲げているかによるし、カリキュラムにもよります。
短期・中期・長期という目標の立て方があって、例えば短期で1曲歌えるようになりたい、中期でどこかでライブをやりましょう、長期でCDを作る・ワンマンライブをやりましょう、とすると、今やれている事をどう昇華させていくか、そしてポイントはいかにセルフマネジメントが出来るかですね。

ただ歌を教えるだけではその子たちの夢は叶わないです。
“歌が上手くなってワンマンライブをやりたい!”というだけでは短絡的で、その間にやることがいっぱいある。
現在、しっかりワンマンライブをこなしている生徒も最初の頃なんて何もできませんでしたよ。
ライブハウスに入るのすらビビって(笑)。

とにかく何でも言ってヨシ!目標は自由だ!

VOICE WORKS SAPPOROの特徴・強みについて教えてください。

「自分はこれがやりたい」という事をはっきり言っても許される場所だという事でしょうか。
何を言っても否定はしないですね。
生徒には「私はあなたをバカにしない、だから自分の好きな事をやりなさい」と約束するんです。
そしてウチのモットーは「楽」。
楽しんでいればお客さまにも伝わる。

それと、歌は精神という形のないものに変えて音波というバイブレーションとして第三者に伝える事なんです。
これは人間にしか出来ないすごい作業で、机上の空論ではなく自分の気持ちは相手に伝わるんです。
その技術を上げれば上げるほど、パーソナルなコミュニケーションがやりやすくなっていく。
それも歌の技術を学ぶ上で楽しい事なんです。
「自分は世の中に分かってもらえない!」と言うのであれば、分かってもらえるようにに伝えなくてはならないですよね。
そこも学習の場の一つとして培っていけると思います。


これからの目標などを教えてください。

個人自営主がやれる範囲は超えているので、今後はシステム化していかなければと思います。
生徒さんへのレッスンの他に、いろんな場所での生徒たちのイベントをやったり、その他のいろんなイベントへの出演者ブッキングのお願いの連絡がひっきりなし(笑)。
ここ2~3年でスタッフは大分育ってきているので、任せられるようになってきましたしね。
これまで生徒数も右肩上がりだし、そろそろ法人化も考えなくちゃと思っています。

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麻生歴8年

谷藤 勝彦さん

音楽スクール「VOICE WORKS SAPPORO」の校長、谷藤勝彦さん。スクールは今年で16年目というベテラン講師。ヴォーカル講師でありながらも楽器演奏、PA操作、イベント開催などもこなす、マルチな才能の持ち主。

▲スクールの壁には生徒さんたちのイベントポスターでびっしり!たくさんのアーティストを輩出している証ですね。

▲ピアノ講師の高橋むつみさん(左)と生徒さん。高橋さん自身もピアノ弾き語りシンガーソングライターとして活躍中です。

▲谷藤先生のファニー(?)なキャラクターそのままに、明るく楽しい教室のムード。音楽の事ならなんでも相談に乗ってくれますよ!

▲地下鉄麻生駅から徒歩5~6分、JR新琴似駅からも約10分程度と交通の便ヨシ!このピンクのマンションの1階に防音完備のスクールがあるのです。

▲スクールのロゴマークは玄関の目印です。少しでも音楽を習ってみようかな~と思ったら、ぜひ門を叩いてみてくださいね☆